1970's
ダイレクトインジェクション製法によるサッカースパイク発売
1972
「ダイレクトインジェクション製法」によるインジェクターシリーズの第一号シューズ。
硬い土のグラウンド用に開発している。インジェクターの名前は、当時最新のシューズ製造技術を駆使してつくったスパイクであることを象徴している。この後、他のサッカースパイクや野球スパイクなどにも採用した。
スキージャンプ専用シューズを発表
1972
はじめて「スキージャンプシューズ」を発表。それを着用した日本選手が大活躍した。
メッシュ・アッパーのバレーボールシューズ発売
1972
従来バレーボールシューズのアッパーはキャンバス地だったが、初めて「メッシュ素材」を採用することで、通気性を向上させた「ローテーション72」を発売。それを着用した日本選手が大活躍した。野球スパイク「ゲーリック」シリーズ発売
1973
はじめて「野球スパイク」を発売した。特筆すべきは、野球スパイクで初めて樹脂底を採用し、金具の取り替えも可能にしたこと。
EVAのマラソンシューズ発売
1974
「OHBORI 」は、海外市場向け商品でオニツカが初めてミッドソールに「EVA」を採用したマラソンシューズ。「EVA」は従来のラバースポンジに比べ、軽く、衝撃緩衝性に優れ、以降世界の多くのスポーツシューズに採用された。「OHBORI」の名前は、福岡の大濠公園から由来している。
陸上競技ブランド「パウ」「タイガーパウ」発表
1974
1974年に陸上競技用ウエア「パウ」を発売。また同年、全天候型専用スパイク「タイガーパウ」シリーズを発売し、トータル展開を図る。尚「パウ」の名前の由来は"虎の爪"
野球スパイク「リトルホーマーS」発売
1974
「少年野球用のシューズ」を発売。硬いグラウンドに適したラバーのマルチスタッドが特徴。
オニツカタイガーGmbHを設立
1975
オニツカ株式会社が欧州の拠点として、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)デュセルドルフに現地法人として「オニツカタイガーGmbH」を設立。
ラッセ・ビレンが活躍
1976
ラッセ・ビレン(1976年の国際大会の陸上5000m、10000mで金メダル)が当社陸上スパイクを着用し、活躍。
「株式会社アシックス」誕生
1977
オニツカ株式会社、株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が対等合併し、総合スポーツ用品メーカー「株式会社アシックス」が誕生。アシックスの社名の由来は古代ローマの風刺作家ユベナリスの「Anima Sana In Corpore Sano」という言葉の頭文字から。意味は「(もし神に祈るならば)健全な身体に健全な精神があれかしと祈る(べきだ)」。この言葉自体が創業哲学であり社名にその想いが込められている。企業スローガンとして「スポーツは世界のことば」を設定。また「ASICS」「ASICS TIGER」ブランドを発表するとともにプロモーショナルマークを制定した。
ランニングシューズ発売
1977
1970年代後半にエアロビクスのアクティビティの1つ「ジョギング」がブームとなり、「ランニングシューズ」を発売。第一号はロード用「モントリオールⅡ」とクロスカントリー用「エンデュロー」。従来のトレーニングシューズから分化した「ランニングシューズ」市場に参入した。後に北米市場でパフォーマンスランニングブランドとしての地位を確立する原点となった。
バレーボールブランド 「ローテ」発表
1978
バレーボール専用ウェア「ローテ」を発表。バレーボールシューズとのトータル展開を図った。
野球ブランド 「ローリングス」発売
1979
「ローリングス」の野球用品を発売。