アシックスが「第1回知財・無形資産ガバナンス表彰」の優秀賞を受賞
2025.03.26 PRESS
株式会社アシックスは、このたび、知財・無形資産ガバナンス推進協会(IPIAGPA)※1が選定する「第1回知財・無形資産ガバナンス表彰」において、優秀賞を受賞しました。
※1 知財・無形資産ガバナンス推進協会 (IPIAGPA):https://ipiagpa.net/
当社は、IPランドスケープ※2を活用した事業の競争優位性を確保するための戦略提案などを通じて、知的財産の戦略的取得・活用を経営戦略に落とし込み企業価値の向上を図る「知財経営」を実践してきました。特に、「知財経営」の推進のために設置・開催している、経営幹部をメンバーとする「知財戦略委員会」は、2020年に立ち上げ、2024年で5回目を迎えるなどアシックスの知的財産戦略をレビューし、現在の課題および将来の方向性について議論する会議体として定着しているほか、「ASICS統合報告書」を通じた情報開示などにも取り組んできました。
※2 自社や他社の知的財産および市場を総合的に分析し、得られた情報を経営戦略に生かす手法
今回受賞した「知財・無形資産ガバナンス表彰」は、知財・無形資産ガバナンスを実践し企業価値向上を図り、日本企業のロールモデルとなる活動を推進している企業を表彰するものです。知財・無形資産の戦略的活用に関する意欲を高め、知財・無形資産の投資・活用を促進することを目的として、2024 年 10 月にIPIAGAによって設立されました。
第 1 回となる 2024 年度審査では、東京証券取引所プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の上場企業 3,823 社(2024 年 9 月末時点)を対象に審査されました。
IPIAGAによる評価ポイント※3は以下のとおりです。
※3 2024年度知財・無形資産ガバナンス表彰審査結果のお知らせ:https://ipiagpa.net/info/Tp6Hpa8u
- 知財・無形資産、特にブランド価値を高める取組みが組織的かつ戦略的に行われており、また持続的に企業価値向上を実現することを強く期待出来る好例として、多数の審査委員からの高い評価を集めました。
- 今回の表彰企業の中での無形資産およびROIC(投下資本利益率)の改善度が最も優れているレベルにあり、そうした企業価値増大が同社のブランド価値向上を始めとする知財・無形資産戦略によって実現できている点が特に高く評価されました。同業他社に比べて、将来性のある重要な特許を多数保有している点も評価の対象となりました。総じて、審査基準10項目すべてにおいてクオリティが高く、「知財経営」の実践と表明の両面で優れた企業と評価されました。
- 表彰内容(最優秀賞、優秀賞、特別賞)を決めるインタビュー調査では、内閣府「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」を指針として活用すべく、常に参照し意識しているとの見解をうかがいました。グローバル企業との競争では、知財・無形資産戦略の選択と集中が重要との指摘もありました。今後も引き続き知財・無形資産に対する投資を長期的なビジョンで行い、その方針を社内・社外への理解浸透に向けて情報発信をしていくことが示されました。
〇株式会社アシックス 代表取締役社長COO 富永満之のコメント
記念すべき第1回目である「知財・無形資産ガバナンス表彰」において、優秀賞を受賞することができ大変光栄です。
当社は、社風として創業者・鬼塚喜八郎のモノづくりのこだわりが受け継がれており、トップアスリートが勝てるランニングシューズを開発するCEO直轄組織「C-PROJECT」から生まれた「METASPEED(メタスピード)」シリーズをはじめ、イノベーティブな技術、製品、サービスなどを継続的に生み出してきました。
知的財産や無形資産が企業価値に与える影響は計り知れず、これからの時代においては、より一層重要性が増していきます。他社の取り組みも参考にしながら、業種の枠を超えて、多くのヒントや学びを得るなど企業の持続的な発展のために、知的財産と経営を一体化させた「知財経営」を推進してまいります。
【ご参考:プレスリリース】
令和2年度「知財功労賞」 経済産業大臣表彰の企業部門を初受賞(2020年6月5日付)