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  アシックスは、戦後たった2名の従業員と30万円の資本金、そして創業者である鬼塚喜八郎の「スポーツを通じて若者たちの健やかな心身の成長を支えたい」という強い志から神戸の地でスタートしました。
 創業から75年の時を経て、アシックスは8500名を超えるチームとなり、海外売上比率が80%以上を占めるグローバル企業へと成長しました。  
 創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし」に表される、世界中の人々に心身ともに健康で幸せな生活を実現してほしいという願いは、現在も変わらず全ての活動の根底にあります。


 一方で、社会やスポーツを取り巻く環境はかつてないスピードで変化しています。今の時代に合った創業哲学の実現に向けて、取り組むべき課題はたくさんあります。
 2024年より始動した「中期経営計画2026」では、「グローバル×デジタル」の更なる推進を通じて、本社と地域事業会社の連携を一層強化し、「Global Integrated Enterprise」への変革を進めています。新体制となった多様性ある経営チームのもと、ITプラットフォームやデータ、そして人財を、全世界でダイナミックに活用することで、よりグローバルで一体感のあるグループとして前進していきます。
 また昨年には、政策保有株式の全売却も実施しました。今後は資本市場においてもフロントランナーとなるべく、グローバル水準のコーポレートガバナンスを追求していきます。

 スポーツの持つ力が改めて認識される世界で、また、人々がそれぞれの運動・スポーツの楽しみ方を見出す社会で、創業哲学やブランド・スローガン「Sound Mind, Sound Body」は、これまで以上に必要とされるものだと確信しています。
 創業以来つちかってきた知的技術を活かし、今まで以上に価値ある製品・サービスを提供することはもちろんのこと、社会的または経済的な理由で運動・スポーツへのアクセスが限られている方々を支援する新しい財団の活動などを通して、アシックスならではの価値を皆さまにお届けします。

 世界中のスポーツを愛する方々、アシックスに携わるステークホルダーの皆さまに親しまれ、信頼される企業になるとともに、将来世代にわたって健全な心身、健やかな地球環境が続くよう、全力で取り組んでまいります。日本発のグローバル企業として、100周年を見据えた次なる成長ステージへと向かうアシックスの活動を楽しみに、伴走、応援していただけると幸いです。


株式会社アシックス
代表取締役会長CEO

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代表取締役社長COO

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