パリ2024パラリンピック競技大会難民選手団にオフィシャルスポーツ ウエアを提供
2024.08.19 PRESSアシックスは、パラリンピック難民選手団(Refugee Paralympic Team 略称=RPT)に選ばれたアスリート8名、ガイドランナー2名、およびそのスタッフにオフィシャルスポーツウエア、シューズなどを提供します。
今回のオフィシャルスポーツウエアは、決断や強さを表す「矢絣(やがすり)」のデザインを、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee 略称=IPC)シンボルマークカラーの赤・青・緑を取り入れて表現したのが特徴です。素材は軽量で吸水速乾性に優れたタイプを使用しています。
パラリンピック難民選手団は、非常に困難な逆境に打ち勝ち、パリ2024パラリンピック競技大会への出場を果たしたアスリートたちです。8月28日にコンコルド広場で開催される開会式の入場行進は、難民選手団から始まります。
〇選手のコメント
イブラヒム・アル・フセイン選手(パラトライアスロン)
私たちはチームというより家族だと感じています。困難な道のりには多くの共通点があり、お互いの人生を知っているかのように理解しあうことができます。パラリンピック難民選手団の一員であること、多くの難民と障がいをもつ方を代表していることを誇りに思います。
アメリオ・カストロ・グルエソ選手(車いすフェンシング)
オフィシャルスポーツウエアを提供いただき光栄です。パリという大舞台で着るのがとても楽しみです。スポーツは私の人生を変えました。スポーツのない人生なんて考えられません。このパラリンピック難民選手団の一員になり、パラリンピックに出場することは夢のようです。
ザキア・フダダディ選手(パラテコンドー)
パラリンピック難民選手団初のメダルを獲得できたら夢のようです。もし実現すれば、どんなに困難な状況に直面しても、決してあきらめてはいけないことを示すことができ、世界中の人々に大きな感動と希望を与えることができると思います。
〇株式会社アシックス 代表取締役会長CEO 廣田康人のコメント
パラリンピック難民選手団をサポートすることができ、大変光栄です。パリ2024パラリンピック競技大会で躍動する選手たちの姿は、世界に大きな夢と希望を与え、真の共生社会とは何かを考えるきっかけを与えてくれます。アシックスは「健全な身体に健全な精神があれかし」を創業哲学に掲げ、世界中のすべての人々の心身の健康向上に寄与する活動につとめています。今後も、誰もが一生涯運動・スポーツに関わり、心と身体が健康で居続けられる真の共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。