GOALS AND ACTION PLANS
目標と行動計画
2023Goals|2023年グローバル目標
アシックスグループは、社員同士がお互いの違いを認め、活かし合う「ダイバーシティ エクイティ&インクルージョン」を推進することで、ニーズが多様化するお客様へより良い製品やサービスを提供する事だけにとどまらず、社員ひとりひとりが能力を最大限発揮できる制度等の整備と人財育成に取組み、多様性を持続的な成⻑に活かすことを目指しています。
In the ASICS Group, we promote "diversity equity & inclusion," in which employees recognize and make the most of each other's differences with the aim of enabling each employee to maximize his or her abilities to provide better products and services for our customer's ever increasing diverse needs and in doing so support our sustainable growth.
- イノベーションの原動力となる多様な人財の活用
- 異なる意見を認め、高め合う文化の醸成
- 女性管理職比率40%以上の達成による人財活性化
数値目標:
①女性管理職比率 : 40%以上(グローバル全体)
株式会社アシックス単体としては25%を目指す
40% or more of all manager positions are filled by females globally. (25% at ASICS Corp.)
※株式会社アシックス行動計画.pdf(412KB)
* ASICS Corp. Action Plan PDF(412KB)
※アシックスジャパン株式会社行動計画.pdf(432KB)
* ASICS JAPAN Corp. Action Plan PDF(432KB)
Diversity Numbers|数字で見るアシックスのダイバーシティ
●株式会社アシックス/Asics Corporation Head Office(2024年3月22日時点)
●男女の賃金の差異/Gender Pay Gap
※事業年度 2023年1月-12月
※賃金は性別に関係なく同一基準を適用しているが、人数、社員資格、在籍年数の違い等により男女で差が生じている。
(The same wage standards are applied regardless of gender, but there are differences between male and female employees due to differences in the number of employees, employee qualifications, and years with the company, etc.)
●主要なグローバル販社の管理職に占める女性の割合
Ratio of female Mangers in Overseas Subsidiaries(2024年3月22日時点)
目標達成に向けての様々な取り組み
①女性活躍推進への取り組み
2023年末までにグローバルで女性管理職比率40%以上、株式会社アシックス単体で25%達成による人財活性化を掲げており、女性が積極的にキャリアを積めるよう、多方面からのアプローチを行っております。
日本地域においては、役員陣のコミットメントと各種OJT/OFF-JT、育成計画の作成と実行を戦略的に取り組んでいます。
・全社戦略としてDE&Iを推進し、役員へのDE&I研修を実施。女性活躍推進の目的や意義、リーダーの役割を通した役員陣のコミットメント
・管理職を対象とした「アンコンシャス・バイアストレーニング」として個人のアンコンシャスバイアスを自覚しコントロールするE-learningを2018年から継続実施
・女性社員が積極的にキャリアを積むことを目的とした、社内外の各種研修に参加。社内においては、選抜型女性研修「キャリアデザインプログラム」を7年間実施。延べ150名以上が参加。
上記のような取組みや女性管理職の増加等が評価され、各種表彰や認定マークを取得しています。
各種表彰・認定
・ひょうご・こうべ女性活躍推進企業認定(詳細へ)
・平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」において、スポーツ用品業界で初となる「内閣府特命担当大臣賞」を受賞(詳細へ)
・平成29年「ひょうご女性の活躍企業表彰」を受賞(詳細へ)
・「グッドキャリア企業アワード2018」で、スポーツ用品業界で初となる大賞(厚生労働大臣表彰)を受賞(詳細へ)
・平成29年女性活躍推進法に基づく「えるぼし」(3段階目)企業に認定
・Forbes JAPANが選ぶ日本最大級の女性アワード「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2019」において、「企業部門 総合ランキング」の300名以上1000名未満の部で、第6位に入賞(詳細へ)
②誰もがイキイキと働ける環境づくり
多様な人財が能力を最大限に発揮できる環境づくりにも取り組んでいます。
その取り組みの一環として、職場におけるセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBTQ+)への取組みの評価指標「PRIDE指標」において、5年連続最高位である「ゴールド」を受賞しました。(詳細へ)
- 規程・基準の改正(結婚の定義を明確化、配偶者には同性パートナーも含む)
- 継続したLGBTQ+理解促進研修/ワークショップの実施
- 社内外の相談窓口設置/アライを増やす取組み
- オンラインランニングイベント「PRIDE RUN」の開催
誰もがスポーツを楽しめる世の中を創っていきたいという思いを込めて、下記の通り経営者宣言としても掲げ、今後も活動を推進していきます。
③管理職対象 インクルージョン能力向上プログラム
管理職には、多様な人財を活用するインクルージョン能力が必要です。
自分には「無意識の偏見」があることを自覚した上で、相手を認め、活かすというインクルージョンスキルを理解をし、実践する事を目指したプログラムを実施しています。
④従業員ネットワーク活動
アシックスのダイバーシティ&インクルージョン活動には、従業員が自主的に活動するネットワークがあります。
その特徴は、「もっと会社が良くなるために」という想いに賛同する仲間たちが集まり、共通のテーマを軸にアイディアを出し合い、社内広報やイベント開催等の活動を行っています。
国籍や性別、スキルや経験が異なる多様なメンバーが集まり、意見を交換しアイディアを創出していく工程はまさにインクルージョンです。
自身の業務の枠に捉われず、部門の垣根を越えて集い活動することで、社内における人脈、経験、視野が広がることもメリットです。
⑤パネルディスカッション:マネジメントが考えるダイバーシティ
ダイバーシティへの理解が徐々に浸透していくにつれ、経営陣の考えを知りたいという社員の声が多く挙がったことにより、役員や統括部長を迎え、パネルディスカッションを行いました。
役員や統括部長に海外や他社での経験を積まれた方が増えたことで、以前は一方通行だった海外販社とのコミュニケーションが双方向になってきたことなど、多様な人財がいることによる変化や影響が語られました。
普段コミュニケーションを取る機会が少ない経営陣に直接質問をぶつけることができ、多様な考えに触れることができる貴重な機会でした。
⑥ランチケーション(ランチ+コミュニケーション)
多様な人財同士のコミュニケーションや知識共有を目的とした「ダイバーシティランチケーション(ランチ+コミュニケーション)」を開催しています。
異なる視点での考えを知り、お互いの違う点を認め合うことの意義を当事者の経験談から学ぶことができる場として毎回大勢の社員が参加しています。